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春香の誕生日PV(完結編)

使用曲:神さまのBirthday
キャラ:春香


4月3日23:30、今日も仕事は深夜まで及んだ。
春香のPV撮影の打ち合わせ。
長引くことはわかっていたので、春香は先に帰らせた。

~21:05~
春香「プロデューサーさん。本当に私だけ、先に帰っちゃっていいんですか?」
俺「ああ。あとは、スタッフと明日の打ち合わせだけだから。」
俺「それに、春香の家は遠いんだから。早く帰らないと、ご両親が心配するぞ。」
春香「でも・・・」
俺「そら!高校生は帰った帰った!今からは大人の時間だ。」
春香「もー!わかりました!帰ればいいんでしょ。か・え・れ・ば・!」
俺「ああ。気をつけてな。」
春香「・・・・・・」
俺「ん?どうした?」
春香「・・・・・・・プロデューサーさん。あの・・・・」
俺「なんだ?」
春香「・・・・・。ううん・・・。なんでもないです。お疲れ様でした。」
俺「おつかれー」

春香は何か言いたそうにしていた。
何を言おうとしたのか察しはつく。今日は春香の誕生日だ。
俺が覚えているか聞きたかったんだろう。

俺「俺もお前のお祝いしてやりたいよ。あーあ。何で長引くんだよ・・・」
~~~~

結局、打ち合わせが終わったのは、深夜4時。
俺は車で来たから、帰ろうと思えば帰れる。
だが、明日も早いのでスタジオに泊まることにした。

俺「春香に明日は直接来るようにメールしないとな。」

春香にメールして、そのまま寝た。


~翌朝~
春香「プロデューサーさん!起きてください!」
俺「・・・・・・・・・・・」
春香「もーー!!プロデューサーさんってば!!!」
俺「痛っ!」

頬に痛みを感じて目が覚めた。

俺「いててて・・・」
俺「おい。もう少しやさしく起こせないのか?」
春香「プロデューサーさんがいつまでも寝てるからじゃないですか!」
春香「撮影、始まっちゃいますよ!」

よく見ると、春香はすでに衣装に着替えていた。
時計を見ると撮影開始の5分前。
俺はあわてて準備した。


今日の撮影は、春香のデビュー曲「太陽のジェラシー」のニューアレンジ。
カッコいい春香を出していこうと、ロック風のアレンジだ。
そして、次の新曲「I Want」に繋がっていく。


撮影の合間、春香と目が合った。

俺「あれ?怒ってる?」

曲のイメージがそうさせたのかも知れないが、たしかに怒っているような気がした。


そのまま撮影は順調に進み、予定より早く終わることが出来た。

春香「えへへっ。今日はうまくいきましたねー。」
俺「春香が頑張ってくれたおかげだな。」
春香「プロデューサーさんが、上手に教えてくれたからですよー。」

春香はご機嫌だ。さっきのは俺の勘違いなのかな。
ともかく、俺は春香を車で送ることにした。
昨日できなかったことをするために。

俺「春香、送っていくよ。」
春香「いいんですか?まだ、早いから帰れますよ?」
俺「いいから、いいから!」
春香「わっ!プロデューサーさん、押さないでくださいよー!」

少し強引に、春香を駐車場まで連れて行った。
そして、車の助手席のドアを開けさせる。

春香「あれ?何か置いてありますよ。」

そこには、ラッピングされた箱が置かれていた。

俺「誕生日おめでとう。少し遅れちまったけどな。」
春香「あっ・・・」
俺「なんだよ、そんな顔して。そら、開けてみ。」

春香は驚いた顔のまま、無言でラッピングを解く。
そこには、プロのパティシエも使う調理器具セットがあった。

俺「ほら。前から欲しがってただろ。今度それで、おいしいケーキ作ってくれよな。」
春香「・・・・・・」

  ポロポロポロポロ・・・・

春香は突然、大粒の涙を流しだした。

俺「どうしたんだよ。」
春香「・・・すみません。あまりに突然で・・・うれしくて・・・。」
俺「おいおい。大げさだな」
春香「ごめんなさい。・・・・・・本当にうれしくて。」
俺「喜んでもらえてよかったけど、何も泣くことないだろ。」
春香「プロデューサーさん・・・」
春香「・・・私、プロデューサーさんが私の誕生日、忘れちゃってると思ってました。」
俺「バカだなぁ。担当アイドルの誕生日を忘れるわけないだろ。」
春香「そうですよね・・・。でも、本当にそう思ってて、そしたら、だんだん悲しくなってきて・・・」
俺「・・・・・・」
春香「家に帰ってから、そんな事考えてたら、だんだん腹が立ってきて・・・」

だから、今日、怒っているように見えたんだな。
朝、頬をつねられたのもそのせいか。

春香「いやな子ですよね、私・・・。プロデューサーさんは、私のこと考えてくれてたのに・・・。」
俺「俺のほうこそ、昨日『おめでとう』の一言くらい言ってやるべきだったな。すまん」
春香「・・・プロデューサーさん!」

春香は俺の胸で泣き出した。
俺はそっと肩を抱いてやる。落ち着くまで、このままでいてやろう。

~~~~
帰りの車の中。
春香は何か考え事をしていた。

春香「すみません、プロデューサーさん。」
俺「ん?」
春香「ちょっと、事務所に寄ってもらっていいですか?」
俺「何だ?忘れ物か?」
春香「うんん。ちょっと聞いてもらいたい歌があって・・・。」
俺「歌?」
春香「はい。事務所の練習スタジオまで、付き合ってもらっていいですか?」
俺「ああ。いいけど」

俺はよくわからないまま、春香に付き合うことにした。
春香は「着替えてくる」と、そのまま更衣室へ入っていった。

・・・数分後。

春香は、以前、撮影で使った「ミニウエディング」の衣装に身を包んでいた。

俺「何だよ。その格好。」
春香「えへへっ。ちょっと季節外れですけど。聞いてください。神さまのBirthday」


俺の胸に熱いものがこみ上げてきた・・・。


~終~

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No title

俺の胸にも熱いものが込み上げてきた

No title

>羽根さん
ここに登場するのは"俺の"春香です。譲りませんよ。
しかし、なんか恥ずかしいですねw
SS書いたの初めてなんですよ。妄想はいつもしていますが。

No title

まったく・・・このバカップルめ、イチャイチャしやがってwww
ラブラブっぷりを堂々と見せつけるとは・・・
結婚式には呼んでくださいねw

しかし、素晴らしいSSですな(*゚∀゚)=3

No title

>たつさん
バカップルぶりは、たつさんと美希には勝てませんよw
それに、春香は担当アイドルであってカップルとかそんなんじゃ。
でも、ゆくゆくは・・・・・・なんでもないです///。
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